最近低下していたモチベーションがようやく復活してきた.今後はどんどん自己投資をしていこうと思う.幸運にも読みたい本はたくさんある.そこでこのブログは一旦,収益化は考えず,自身の学びのアウトプットの場として活用しようと思う.
今回は,その第一歩として最近読んだ本,『言葉にできるは武器になる』を記事にした.
『言葉にできるは武器になる』を読む目的
目的:現状とあるべき姿のギャップを埋める手段を見つけるため
- 現状:伝えたいことが相手にうまく伝わらないことがある
- あるべき姿:伝えたいことが100%相手に伝わる
これまで私は伝えたいと思っていることが相手に伝わらず,歯がゆい思いをした経験が何度もあり,漠然と「相手に伝わるように伝える力」が必要だと感じていた.そんな時,この本を見つけた.これを読めば,「今まで伝えられなかったことが伝えられるようになる」と思い,読むことにした.
学びと気づき
■言葉の伝わり方は人間性の評価につながる(メモ参照)
■言葉が意見を伝える道具ならば,まず意見を育てる必要がある
話の技法も大事だが,中身がスカスカでは効果は薄い.逆に中身(整理されて中身の詰まったもの)があれば,技法を使わずとも伝わる.
■人は頭で考えているようで実は思い出しているだけ
紙等に書き出すことで思考をスタートさせる
■意見を育てる方法①_なぜ?それで?本当に?で思考に奥行きを持たせる
なぜ :考えを掘り下げる
それで:考えを進める
本当に:考えを戻す
■意見を育てる方法②_思考をグルーピングして整理・整頓する
■意見を育てる方法③_真逆を考えることで思考を自分の外に飛躍させる
否定としての真逆:できる⇔できない
意味としての真逆:晴れ⇔雨
人称としての真逆:私⇔相手⇔第三者
■意見を育てる必要を感じた.
大きな事を成し遂げるためには,多くの人を巻き込む必要がある.そして100%の力で協力してもらう必要がある.そのためには自身の考えやビジョンに共感してもらわなければならない.
→だからこそ意見を育てる必要がある.
(伝える技法だけではダメ.中身が伴っていなければ共感してもらえない.)
ネクストアクション
■意見を育てるために,週に2回,各1時間を自分との会議のために確保する
仕事,プライベート,これからの人生,それぞれについて自分の意見を育てていく
■物事を考えるときは紙に書き出す
メモ
意味が分かりにくかったり,相手の言葉に対して何も感じることがなかった場合,つまり,コミュニケーションが不利会・誤解,理解で留まり,納得や共感・共鳴にまで達していなかった場合,自分が相手をどのように評価していたか,である.
『言葉にできるは武器になる』
おそらく,その多くは「言葉遣いが下手だな」「もっとうまく言えばいいのにといった言葉づかいそのものへの評価ではなく,「言いたいことが整理されていないな」「薄っぺらな考えだな」「深く考えていないな」といった相手の人格に対するものではなかっただろうか.
「言葉にできる」は武器になる。 (日本経済新聞出版)つまり人間は,相手の言葉に宿る重さや軽さ,深さや浅さを通じて,その人の人間性そのものを無意識のうちに評価しているのである.
『言葉にできるは武器になる』