就活

【面接対策】受かる伝え方~構造化~

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  • 面接がなかなか通過出来なくて悩んでいる人
  • 面接対策をこれからやろうとしている人
  • 面接対策を完璧にしたい人

本記事はそんな人に向けた内容となっている.
また,この記事を読み終えた頃には以下の事が学べているだろう.

  • 就活をはじめ,ビジネスで必要な構造化とは何か
  • 構造化の必要性
  • 構造化の習得法

※この記事の構成は結論ファーストの次に位置している.そのため,まだ結論ファーストの記事を読んでいない方はこの記事の前に先に読んで欲しい.記事へは下記リンクよりアクセスできる.

このブログでは,知識の提供だけでなく,その知識をどうやって普段の生活に活かしていくかまでを紹介している.
今日からの行動を変えれば,未来も変えられる.
一人でも多くの人がより良い未来を実現できるようにする,そんなブログです.

【筆者プロフィール】
理系大学院生(2020年3月卒).就活時代,論理的な通過する面接術などを考案・検証し,外資コンサル・大手メーカーの選考を攻略してきた(最終面接到達率100%).同期にノウハウ及びマインドを提供し再現性を確認済.2020年4月より,某大手メーカーに就職.

構造化とは

構造化とは

物事を構成要素で整理することであり,物事を論理的にわかりやすく伝える上で重要なスキルである.結論→理由→結論の理由に使われることが多い.

ただこれだけではわかりにくいと思うので次で具体例と共に説明していく.

構造化の例

例としてパスタを好きな理由を構造化してみた.

私がパスタを好きな理由は三つある.一つ目は,安価だからだ.パスタだけで計算すると一人前80円以下であるため,お財布にやさしい.二つ目は,手軽だからだ.パスタは調理にかかる時間や行程が他の料理に比べて短いため,忙しい時にも手軽に作れる.三つ目は,それでいておいしいからだ.パスタは安くて,手軽にもかかわらずおいしい.以上三点より,私はパスタが好きだ.

上記の例で構造化していることは,理由を三つの構成要素「安価」「手軽」「おいしい」に整理していることだ.構造化がどういうことか分かって頂けただろうか.

では,なぜ構造化が必要なのかを次節で解説していく.

なぜ構造化をするのか

分かりやすくするため(特に面接では重要)

面接の場ではESに記載していない内容はすべて口頭でのコミュニケーションとなる.文章であれば戻って読み直すことが出来るが,口頭で伝える場ではそうはいかない.いかに分かりやすく伝えられるかがポイントとなる.


構造化をした説明では,伝えたい内容が整理された状態で聞くことが出来る.そのため,口頭で伝える場面においては特に分かりやすく伝えることが可能となる.


ちなみに,結論ファーストの記事を読んだ方なら分かると思うが,理由を話す際にも結論ファーストの考えが大事となってくる.ここでいう結論とは,“理由は三つある”の理由全体に対してと,“一つ目は安価だ”等のそれぞれの理由に対しての二つの箇所を指している.結論→理由(詳細)の流れがあることで,聞き手にとって更に分かりやすくなる.

モレやダブりを防ぎやすい

構造化は物事を構成要素に分けて整理すること,と冒頭で述べた.構成要素に分けることで物事を広い視点で捉えることが出来る.それはすなわち,モレやダブりを防ぐことにつながる.

モレやダブリを防ぐことがなぜ大事かを説明しておく.

問題解決では,原因究明及び対策立案を考える際にいかにモレを防げるかが,解決後の効果を決める.
なぜなら,モレがあるということはそれだけ潜在的な可能性を見逃しているということだからだ.また,ダブりがあると情報を複雑にさせるためモレを隠してしまう.


問題解決のプロフェッショナルであるコンサルタントは,構造化を使いこなし論理を積立てることでモレやダブりを防いでいる.
なお,これはどこの企業であっても必要なスキルである.コンサルタントが転職市場で強い理由は,このような背景もあるのだろう.

出来るようになって差別化しよう

筆者の習得法

筆者が行った習得法は二つある.どちらもおすすめだ.

  1. 質問をされた際に,理由が複数“ありそう”な時はとりあえず“理由は3つある”と言う.
  2. 友人に説明する際に構造化を意識して,説明する.

一つ目は,めちゃくちゃ効果があった.なぜなら,3つ言わなければならないから無理やり構造化をするからだ.もちろん,数は2つで終わることもあるが続けていると自分の考えを整理しながら話すことが出来るようになるため,面接では,想定質問以外においても構造化しながら答えることが出来た.

二つ目は,なんとなく自分が優秀になった気になるので,構造化をすることが楽しくなる.更に,相手は友人であるから分かりにくければ質問をしてくれるため,数をこなす毎に構造化の精度と説明力が向上する.

構造化を使用する際の注意点

構造化を使用する際に1つ注意点がある.
それは構成要素の数は最大3個までに留めておくことだ.人が短期記憶で覚えられるのは4 ±1個までとされている(2001年ネルソン・コーワン著「マジカルナンバー4」).

なので,むやみやたらに構成要素の数を増やすのではなく,すべての人が覚えられる3個までにすることが必要だ.

おまけ

構造化とは,ロジカルシンキングの一つだ.適切に扱えるようになるためには,ロジカルシンキングという考え方を身に着ける必要があると考える.

そこで,結論ファーストの記事でも紹介したが,筆者がロジカルシンキングを身に着ける上でためになった書籍をひとつだけ紹介しておく.いくつかロジカルシンキング関連の書籍を読んだが,この書籍は購入して1年経った今でもたまに読み返す.

ロジカルシンキングを学びたければこの本をおすすめする.

さいごに

ここまで読んでくれた読者に感謝をする.このブログでは,就活やビジネス,人生で役立つコンテンツをこれからも発信していくのでよかったらお気に入り登録して欲しい.

それでは,良い就活ライフを.

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