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【面接対策】受かる伝え方~結論ファースト~

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  • 面接がなかなか通過出来なくて悩んでいる人
  • 面接対策をこれからやろうとしている人
  • 面接対策を完璧にしたい人

本記事はそんな人に向けた内容となっている.
また,この記事を読み終えた頃には以下の事が学べているだろう.

  • 就活をはじめ,ビジネスで必要な結論ファーストとは何か
  • 結論ファーストの必要性
  • 結論ファーストの習得法


このブログでは,知識の提供だけでなく,その知識をどうやって普段の生活に活かしていくかまでを解説している.
今日からの行動を変えれば,未来も変えられる.
一人でも多くの人がより良い未来を実現できるようにする,そんなブログです.

【筆者プロフィール】
理系大学院生(2020年3月卒).就活時代,論理的な通過する面接術などを考案・検証し,外資コンサル・大手メーカーの選考を攻略してきた(最終面接到達率100%).同期にノウハウ及びマインドを提供し再現性を確認済.2020年4月より,某大手メーカーに就職.

結論ファーストとは

結論を先に言うこと

結論ファーストとは文字通り「結論を最初に言いましょう」ということだ.

背景からだらだらと伝えて最後に結論を述べるのではなく,結論→理由→結論と伝えるようにしましょう.

結論ファーストは,ビジネスの場において相手に何かを伝える場面で度々出てくる.メールや報告書においても結論ファーストの考え方は大事となってくる.

結論ファーストの具体例

では,さっそく結論ファーストの具体例を見ていこう.
ここでは二種類の会話を見せる.どちらが結論ファーストか考えてみよう.

ケース①
A君:昨日は夜ごはん何食べた?
B君:昨日はね,親がいなかったからどうしようって思って,冷蔵庫をあさっていたらカレーの材料があったからカレーを作って食べたんだ.

ケース②
A君:昨日は夜ごはん何食べた?
B君:昨日はね,カレーを食べたよ.というのもさ,昨日は親がいなかったからどうしようと思って,冷蔵庫あさっていたらカレーの材料があったから作って食べたんだ.

どちらが結論ファースト分かっただろうか.

答えはケース②が結論ファーストだ
しかし,あまりしっくり来ていないと思う.

その理由はこの会話が日常会話だからだ.では,なぜビジネス及び面接の場において結論ファーストが必要なのか見ていこう.

なぜ必要?

物事を前に進めるため

早速だが,次のような質問が来たらあなたはどう答えるだろうか?

上司:前に頼んでいたあの資料出来たか?
あなた:○○

たいていこのような質問をされる時はまだ出来ていないことが多い.
このような時あなたはどう答えるだろうか.言い訳をしていないだろうか.

以前の私は言い訳をしていた.そして“言い訳するな“と怒られていた.
今思い返せば当然だ.上司からすれば聞きたいことは

 “出来た”か“出来ていないか”であり,出来ていないのであれば,“なぜ出来ていないのか”,“どうすれば出来るようになるのか“だ.

つまり物事を進めたいだけなのだ.あなたの言い訳を求めてはいない.

だからこそ今の私が部下であれば結論ファーストでこう答えるだろう.

上司:前に頼んでいたあの資料は出来たか?
部下:まだ出来ていません.
上司:なぜだ. いつまでに終わる.
部下:取引先のデータに不備があり,現在データを再収集しているからです.来週中になるかと思います.
上司:それはまずい.○○から応援を一人派遣させるから,そうすれば今週中に終わらせられるか.
部下:それならできます.

もちろん,相手の反応を伺いながら結論の後に補足情報を付け加えることもある.
だが,最初に伝えることは必ず結論である.

面接官も疲れているんだよ

面接の場においても結論ファーストは重要だ.なぜなら,面接官は一日に何人もの人と質疑のやり取りを繰り返しているからだ.

一日の前半の方であれば,背景から話しても理解してくれるかもしれない.だが,後半になれば面接官も疲れてくる.

そんな時,質問に対して背景からだらだら話をされていては,面接官は“結局この人は何を伝えたいのだろう?”と疑問に思いながら聞くため,背景はごっそり抜け落ちてしまう.そのため,背景をまた聞き直すことになる.人によっては二度手間になるため内心いらいらするかもしれない.私が面接官であれば間違いなくそうなるだろう.

出来ていない人が多い(差別化しよう)

断言する.就活生のほとんどが結論ファーストを出来ていない.
逆に考えると,結論ファーストを身に着けるだけで周りと差別化が出来るということだ.

ちなみに私は,結論ファーストが徹底出来ている人に対してはとても好印象を持つ.一緒に仕事をしたいなと純粋に思う.なぜならノンストレスで,物事を前に進められるからである.

出来ていない具体例

面接における出来ていない例を挙げておく.

面接官:あなたが学生時代に頑張ったことは何ですか?
候補者:居酒屋のアルバイトで,商品提供時間を短縮化させることに注力しました.アルバイト先では,お客様に商品を提供するのが遅いとクレームが入っておりました.原因を探ってみると,○○だと考えたため,△△をしました.その結果,商品の提供が格段に上がり,クレームも□□%減少しました.
面接官:これはあなた一人で行ったのですか?
候補者:私のアルバイト先では,私以外でアルバイトが6人います.その内の一人がクレームに対して問題意識を抱えていたので,その人と私でやりました.

読者の方々はこんなやり取りをしていないだろうか.
まだこのレベルであれば,許容範囲内ではあるが,このレベルだとしても頻発するとうっとおしいと感じてしまう.

どこがいけないか,一応解説しておく.

面接官:これはあなた一人で行ったのですか?
候補者私のアルバイト先では,私以外でアルバイトが6人います.その内の一人がクレームに対して問題意識を抱えていたので,その人と私でやりました.

下線を引いたところだ.ここは以下のように回答した方が良い.

面接官:これはあなた一人で行ったのですか?
候補者:いいえ,他のアルバイトメンバーと二人でやりました.
   (面接官の反応を見て必要があればなぜその人とやったのか補足していく)

結論ファーストの身に着につけ方

結論ファーストは日ごろから意識していないと身に付かない.
そこで,面接時に結論ファーストを言えるように筆者が実践していたことを二つ紹介する.

  • 質問に答えるときは,“結論から言うと”を第一声で言う
  • 面接の想定質問に対しては,結論を先に言えるようにまとめておく

一つ目は,注意が必要だ.彼女や友人にやり過ぎると,ほぼ100%うっとおしいと思われる.筆者はそうだった.なので途中からは心の中で唱えるようにしていた.ぜひ気をつけて欲しい.

二つ目は,本当にやってよかったと思う.面接が楽になるので絶対にやって欲しい.

おまけ

結論ファーストは,ロジカルシンキングの一つである.

今回は結論ファーストに絞って解説したが,ビジネスではロジカルシンキングの習得が必要だ.特に人気のある企業では高いレベルのロジカルシンキングが求められる.

そこで,筆者がロジカルシンキングを身に着ける上でためになった書籍をひとつだけ紹介しておく.いくつかロジカルシンキング関連の書籍を読んだが,この書籍は購入して1年経った今でもたまに読み返す.ロジカルシンキングを学びたければこの本をおすすめする.

最後に

ここまで読んでくれた読者に感謝をする.このブログでは,就活やビジネス,人生で役立つコンテンツをこれからも発信していくので良いと思ったらお気に入り登録して欲しい.

それでは,良い就活ライフを.

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