
- 就活で多くの業界を見ているがどの業界を選べばよいか悩んでいる
- やりたいことが定まっていないから絞ることが出来ない
果たしてどのようにして業界を絞れば良いのだろうか.
[筆者プロフィール]
理系大学院生(2020年3月卒).就活時代,論理的に通過する面接術などを考案・検証し,外資コンサル・大手メーカーの選考を攻略してきた(最終面接到達率100%).同期にノウハウ及びマインドを提供し再現性を確認済.2020年4月より,某大手メーカーに就職.
多くの業界を見ていることは良い事(むしろ見るべき)
【説得力が増すため】
人は何が良いかを決める際に必ず比較を行う.
比較をしなければ良いかは分からない.
特に,選択した理由を人に説明する際には「比較対象」と「比較項目」を明確にすることで説得力が上がる.
考えて欲しい.ここに二人の人物がいる.
あなたはどちらの人物の言葉に説得力を感じるだろうか?
一人は「和食しか食べたことが無い人物」であり,「和食はこの世で最高の料理だ」と主張している.
もう一人は「和食以外にも洋食・中華・イタリアン等様々な料理を食べたことのある人物」であり,「洋食はこの世で最高の料理だ」と主張している.
さて,あなたはどちらの主張に説得力を感じただろうか.
私なら後者だ.
だが,聡明な読者であればお気づきかと思うがこれだけではまだ説得力に欠ける.
それは何か.そう,何をもってして「最高」なのか定義がされていない.
味,見た目,コストパフォーマンス,健康的,等,様々な項目がある中で,
何を重視した結果「最高」と考えたのかそこが説明出来て初めて人は納得する.
説得力のない選択=比較対象・比較項目の片方あるいは両方が不明確
説得力のある選択=比較対象・比較項目が明確で抜け漏れが無い
このように業界を多く見ることはそれ自体が比較対象を増やすことであり,説得力を増すことに繋がる.
なお,当然だがこれは職種や企業等を選ぶ際にも効果をもたらす.
筆者自身も最終面接で「なぜこの職種か」と質問されたが,他の職種を引き合いに出し説明することですんなりと納得してもらえた.
※業界を見るのは軽くで良い.
仕事の流れや関わってくる会社がざっくり分かれば十分.筆者は調べるのが面倒・時間をあまり掛けたくなかったため業界地図を利用した.
主要な業界とそこに関連する企業がまとまっているのでざっくり全体を理解するのにおすすめだ.
後悔しない業界の絞り方
さて,では多くの業界の中からどのようにして選んでいけば良いのかについて述べていく.
本記事では二つ紹介するのでこの二つを掛け合わして絞っていってもらえればと思う.
市場の動向で絞る
【市場には3つのタイプがある】
- 成長している市場
- 停滞している市場
- 衰退している市場
この中で私がおすすめするのは「成長している市場」である.
成長している市場であれば,需給バランスが需要側に傾いているため収益が出やすい.
会社の利益が大きくなればそれだけ給料や福利厚生にも反映されやすい.
頑張れば頑張った以上に成果が出るのが成長している市場の特徴だ(場合にもよるが).また,転職市場においても伸びている業界であれば実力以上に評価されやすい.
以上より,特に理由が無ければ成長している市場を私はおすすめする.
なお,この考えは大学の就職支援課の方から推薦された図書「転職の思考法」を読んだことがきっかけである.
本当の安定とは何かを考えさせられ,私が描く将来像のきっかけにもなった本であるため是非読んで欲しいと思う.
ちなみに業界として市場が成長しているのか,停滞しているのか,衰退しているのか,はググればすぐに分かるはずだ.業界毎の市場動向についての記事もコメントで需要があれば執筆していく.
将来像から逆算する
将来像とは自己分析から導いた目指す未来だ.自己分析については下記の記事で詳しく述べているので参考にしてもらいたい.
自己分析の結果,将来どうなりたいかが明確になったはずである.
そこまでいけば簡単だと思う.それを実現するためには何が必要か,オリジナルの判断軸が見えてくるはずである.
これが就活の柱となり,その判断軸に沿って業界を選べば良い.
もちろん特定の業界ではなくても実現できるということであれば,業界問わず職種を絞れば良い.
まとめ
- とにかく多くの業界を見よう
- 今後市場がどうなるのか予測してみよう
- 自己分析をして成りたい将来像を明確にしよう
- なりたい将来像を達成するための,オリジナルの判断軸を定めよう.
最後に,これから就活を控えている諸君には是非とも後悔しない選択を取って欲しいと思う.