- 志望動機が書けずに悩んでいる
- 志望動機ってどう書けばいいの?
- 志望動機のテンプレって無いかな?
本記事はそんな人に向けた内容となっている.
また,この記事を読み終えた頃には以下の事が学べているだろう.
- 書類審査を通過するESの書き方
- 説得力のある志望動機の作成術
- 内定を見据えた志望動機の書き方
このブログでは,知識の提供だけでなく,その知識をどうやって普段の生活に活かしていくかまでを紹介している.
今日からの行動が変われば,未来も変わる.一人でも多くの人がより良い未来を実現できるようにする,そんなブログです.
【筆者プロフィール】
理系大学院生(2020年3月卒).就活時代,論理的な通過する面接術などを考案・検証し,外資コンサル・大手メーカーの選考を攻略してきた(最終面接到達率100%).同期にノウハウ及びマインドを提供し再現性を確認済.2020年4月より,某大手メーカーに就職.
はじめに
誤解を招かないように言っておく.志望動機の書き方はこれでなければならないと決まっている訳ではない.本記事で紹介するものよりも優れている書き方も当然あるだろう.また,同じ内容であっても伝える人が違うだけで,合否に差が出るかもしれない.
これらを念頭に置いたうえで, 本記事では,私自身の経験を基に分かりやすく,説得力のある志望動機の書き方を紹介していく.
テンプレの効果
私の経験上,本テンプレの効果は絶大だ.業界・業種問わず使用可能な上,分かりやすさと説得力を兼ね備えた論理的な文章が作成できるためだ.本テンプレを使用した場合の書類選考通過率はもちろん100%であり,プロフィールに記載している通り再現性も確認済みだ.
テンプレの狙い
本テンプレの狙いは,「分かりやすさ」や「説得力」はもちろんだが,「入社してからも活躍してくれそう」と思わせることだ.
志望動機の書き方のテンプレ
結論から言うと志望動機は次の構成で書けば良い.
- 夢について
成し遂げたい夢,夢の詳細,その夢は持ったきっかけ - 理由
志望する会社であれば夢が実現できると思う理由 - 結論
上記の理由より,だから志望すると述べる - 将来展望
やりたい仕事,決意表明,(今まで学んだことをアピールできるとGood)
とはいってもイメージがつかないと思うので,次章で私が当時使用していた志望動機を例に解説していく.
筆者の志望動機を基に解説
当時私が使用していた「某自動車メーカー」に対する志望動機を例に解説していく.最初に断っておく.この志望動機は,型を習得した後に工夫を凝らして作成したモノであり,いわば型破りな志望動機となっている.そのため少し戸惑うかもしれないが,よくよく見れば基本の流れは一緒であるので安心してもらいたい.
貴社で「新たな世界」を切り拓いていきたいと考えています。自動車産業は大変革期を迎え、今まで以上に信頼が重要だと考えます。貴社にはその信頼を生み出す高い品質があると考えます。その理由は二つあり、社員の方々の品質に対しての強いこだわりを、インターンシップを通じて体感したことと、貴社製品の耐久品質が他社と比較して圧倒的に高いことです。品質に対して強いこだわりを持ち、高品質を実現させている貴社でならCASEの時代を切り拓き、牽引していくことが出来ると考えます。私は自ら課題を見つけその真因を特定し、仮説検証から解決策を見出す力を研究やFX等から培ってきました。この強みを最も活かせる場として、モノづくりの根底を支え、日々改善しながら品質を生み出していく生産技術部で生産ラインの改善を行いたいです。そして貴社の一員としてMaaSをはじめとするCASEの時代を、信頼を武器に切り拓いていきます。 |
この志望動機を先に挙げたテンプレに当てはめると以下のようになる.
- 夢について
新たな世界を切り拓きたい - 理由
信頼を生み出す品質がある(なぜ信頼が必要かは面接で答える予定だった)
理由①:品質に対するこだわり
理由②:耐久品質の高さ - 結論
上記の理由により貴社であれば,夢を実現できると考える - 将来展望
自分の強み+やりたい仕事+決意
なんとなくイメージ理解出来ただろうか.もし疑問があれば,コメントか問い合わせフォームより連絡をして欲しい.その疑問にお答えする.
ちなみに,先ほど型破りにしたと述べたが,その理由は最終面接で「熱意」を見せたかったからだ.そのために,将来展望の比重を大きくした.
なぜ「熱意」なのか知りたければ面接の戦略についての記事を読んで頂きたい.
押さえるべきポイント
大事なポイントはたくさんあるが,ここでは3つに絞って解説していく.
①面接を想定する
何を伝えたいのかを意識する.私は全力で熱意を伝えたかった.だから自身の強みやビジョン,決意の比重を大きくした.逆に,夢の「背景」や実現できると思う理由の「根拠」については本質ではないと考えていたため,記載していない.面接の場で聞かれた時に答えればよいと考えている.
もちろん面接時には根拠となるすべてのデータを頭に叩き込んでいた.
②根拠には定量的データを
定量的なデータを用いると説得力が上がる.定量的とは,数値に表すということだ.本志望動機には面接時に答えるために敢えて明記していないが,例えば,耐久品質の高さはJ.D.パワーという調査会社が出している数値データを根拠としていた.
③結論ファースト・構造化
他の記事でさんざん伝えているので,あえてこれをポイントとして伝える必要はないのかもしれないが,論理的な文章にするためにはマジで重要なので記載しておく.
なんのこっちゃ分からないという方は,下記記事より読んでもらいたい.これが出来るか出来ないかだけで印象は大きく変わるはずだ.
さいごに
ここまで読んでくれた読者に感謝をする.このブログでは,就活やビジネス,人生で役立つコンテンツをこれからも発信していくのでよかったらお気に入り登録して欲しい.
それでは,良い就活ライフを.