『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』を読む目的
経済的自由を獲得するために必要な考え方を学ぶ
学びと気づき
■この世には4タイプの人間がいる.経済的自由を獲得できるのはB/Iクワドラント.(メモ参照)
・Eクワドラント:従業員(会社から給料を貰う)
・Sクワドラント:自営業主(自分で稼ぐ)
・Bクワドラント:ビジネスオーナー
・Iクワドラント:投資家
私は経済的自由を目指しているのでB/Iになることを目指す.
■リスクは管理し,コントロールするものである.
■ファイナンシャルリテラシー,ファイナンシャルインテリジェンスの重要性.
→お金に関する知識が無ければ,目に見えないリスクに気づくことが出来ない.この状態で投資をするのは目隠しをしながら車を運転するのと同じぐらい危険.
■物事に対して,特にお金に関しては事実と意見の違いを知らないといけない.昔から良しとされているものでも意見の可能性が高い.
そして多くの人が意見に基づいて,人生における重要な決定をしている.
ex )家購入,結婚,投資,等
■今まで真の安定とは,自分自身で稼げるようになることだと思っていた.つまり,Sクワドラントだと思って目指していたが,自分自身が働けなくなったら安定ではないことに気づかされた.
■E/Sはリスクを背負うためにお金を支払うが,B/Iはリスクを背負う代わりにお金をもらっている事実.
→株等を購入する時,我々は下落するリスクを背負うにも関わらず,お金を支払って購入している.だが,これが保険であれば,我々はリスクを背負ってもらうためにお金を支払い,保険会社はリスクを背負う代わりにお金をもらっている.
■アドバイスをする人の能力は,それを聞く人の能力以上にはならない.
→ファイナンシャルリテラシーをメインに自分自身をレベルアップしていく.
ネクストアクション
■目標
①長期:5年以内に不労所得1万/月を獲得する
②短期:1年以内にキャッシュフローゲームに10回参加する
■最低,2回/月のペースでキャッシュフローゲームに参加する
→ファイナンシャルインテリジェンスを身に着ける.
■B/Iの人やB/Iになろうとしている人と過ごす時間を増やす.
→B/Iの人の考え方を身に着ける.
■自身の財務諸表を健康状態にする
→まずは少しずつ負債を減らす.
■1冊/週のペースで読書する
→ファイナンシャルインテリジェンスを高める
メモ
ふつうの人は投資をする時に95%は目に頼り,頭を使うのはわずか5%だ.キャッシュフロー・クワドラントのBあるいはIのクワドラントでプロになりたかったら,反対に目を使うのは5%,あとの95%は頭で見るように自分を訓練する必要がある.
P.161
アドバイスをする人の能力は,それを受ける人の能力以上にはならない.きみ自身の頭がよくなければ,アドバイスをする人もそれ以上の事は教えられない.君がお金に関してしっかりした教育を受けていれば,有能なアドバイザーはより高度なアドバイスを君に与えることが出来る.反対に君がお金について無知ならば,安全な運用戦略しか教えられない.
P.164
儲けが出るのは買ったときで,売ったときではない.…金持ち父さんにとっては,借金やリスクを背負って投資するときはいつも,買ったその日から採算がとれるものでなければならなかった.国の財政状態が悪くなろうが,よくなろうが関係ない.金持ち父さんは見かけだけの節税対策や,勘だけが頼りの値上がり予測を基に投資することは決してなかった.経済の動向が上向きになろうが下向きになろうがきちんとお金を生むこと.それが取引の条件だった.
P.179
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント : 経済的自由があなたのものになる (単行本)Eはシステムのために働く
P.193
Sは本人がシステムとなって働く
Bはシステムを作り出し,所有し,管理する
Iはシステムにお金を投資する